ルーシーのこと
ルーシー
Lucy(るーしー、本名:松本ルーシー、2006年(平成18年)1月20日−2016年(平成28年)7月13日)は、愛知県出身のフレンチブルドッグ。
メス。愛知県春日井市在住。
概要
愛知県春日井市にあるフレンチブルドッグ服専門店『INMYLIFE potemkine(インマイライフ・ポチョムキン)』の見習い看板犬。
警戒心が強く、初めて会う人には吠えまくる為、第一印象で「怖い犬」と思われてしまう事も多い。しかし、一度慣れてしまうととても懐き、可愛い表情や仕草を見せるので、飼い主としてはそのギャップにとても歯がゆい思いをしている。
他の犬に対してもやはり攻撃的で吠えまくるが、これまた一度慣れてしまえば仲良く遊べる。年下の雄の仔にはすぐにお姉さんぶるところがある。唯一、ウォーホルにだけは逆らえない(が、最近少しずつ逆らう事を覚えてきたらしい)。
「ルーシー!」と、名前を呼ばれるのが大好き。
来歴・経歴
幼少時代
2006年1月20日、愛知県春日井市に誕生する。
2006年4月5日、おかあさんの父によって迎えられる。
ウォーホルを見てフレンチブルドッグにはまってしまった父だったが、家からウォーホルが居なくなってしまった(※『ウォーホルのこと』を参照)ため、自分でフレンチブルドッグを飼う事にしたのである。
元々、ボクサーを飼いたいと思っていた事も有り、ペットショップでフォーンのフレンチブルドッグを見た時には即決だった。
ウォーホルが居なくなって寂しかった他の家族もとても喜んで溺愛した。
平日の日中は店(INMYLIFE potemkine)で預かり、仕事帰りの父が夕方家に連れて帰るという生活パターンだった。
おかあさんの父は、名前を『チャコ』と決めていたが、おとうさんとおかあさんが反対し結局『ルーシー』になった。
平日の日中だけ店で預かっていたが、ウォーホルのヤキモチがひどくルーシーの怪我が耐えなかった。その為、父はウォーホルに対し怒ってしまい、しばらくの間は店に来る事は無かった。
しかし、ルーシーが特におかあさんに懐いていた事も有り、すぐに元通りの生活に戻る事となる。
愛する父との別れ
2007年夏、おかあさんの父が急逝する。ルーシーを溺愛していた父は結局一年半ほどしか一緒に過ごせなかった。
その後は、ほぼ毎日おかあさんと一緒にお店に出勤してくるようになる。しかし、成犬になるにつれて警戒心が強くなり来店客があるたびに吠えまくるので、おとうさんとおかあさんを困らせる。そして、来店客が多い土日だけは、 おとうさんの実家で預かってもらう事になる。すると、今度はおとうさんの父がルーシーにはまり始め溺愛するようになる。
おかあさんの父と、おとうさんの父を虜にさせ、工事現場のおじさんにも声をかけられまくるルーシーはその後『おじさまキラー』と呼ばれる事となる。 しかし最近は、女子中学生にも「可愛い」と言われる事がよくある。
新しい生活
2009年10月11日、おとうさんとおかあさんの結婚式と一緒にウォーホルとルーシーもめでたく結婚。
やっと四人で暮らすようになる。
ルーシーが四六時中、一緒に居る事が納得出来ないウォーホルがすぐにルーシーにケンカを仕掛けるため、おとうさんとおかあさんは夜中もおちおち寝ていられない日々が続く。
しかし、一緒に暮らし始めて一年が過ぎた頃から二匹の距離が急接近。しばらくするとピッタリくっついて一緒に寝るようにもなった。
お別れ
2014年春、卵巣に腫瘍が見つかり手術。難しい手術だったが乗り切ってくれ、元気いっぱいに復活。
しかし、獣医者さんからは「あと1年か、2年か。」と言われる。
術後2年を過ぎた頃から、急に弱り始めたのが目に見えて分かる。それでも、持ち前のパワーで元気に過ごす。
2016年7月13日早朝、永眠。
沢山の沢山の思い出を残して旅たちました。
好物
大好物は、魚(おかあさんの父が毎日ペット用の煮干しをあげていたため)。その他、サツマイモ、パンなど。
ウォーホルの大好物であるバナナは、ルーシーは苦手。
名前の由来
前途の通り、元々の名前は『チャコ』だった。
『ルーシー』の由来は、The Beatlesの楽曲「Lucy in the Sky with Diamonds」から。
※ちなみに『ルーシー』は、ウォーホルを飼い始める前に女の子だった場合に考えていた名前。